2010年05月01日

夏の高水温に強い、珠の光沢に深み 三重県水産研のスーパーアコヤガイ(産経新聞)

 真珠養殖の発祥の地、三重県志摩市にある県水産研究所が三重大などと協力し、「スーパーアコヤガイ」という技法で夏場の高水温に強く、光沢に深みがある真珠ができる母貝の開発に成功し、26日から試験出荷を始める。地球温暖化の影響で養殖が盛んな英虞(あご)湾の海水温上昇も確認されており、養殖業者からも期待の声があがっている。

 アコヤガイは、冬の水温が10度以上の暖かい内湾に生息する。しかし、夏場に海水温が上昇すると衰弱死するケースが多い。

 研究所によると、英虞湾の7〜9月の水温は、平成5年の22.1〜27.6度に対し、21年は24.4〜29.2度に上昇。こうした影響もあり、県内の真珠生産量は15年の約8250キロから20年は約5080キロに減少している。

 同研究所は19年4月からアコヤガイの研究を本格化。殻を閉じる閉殻力が強い貝ほど光沢などの源となる真珠物質の分泌量が優れ、夏場の死亡率が低いことを解明した。

 そのうえで閉殻力の強い遺伝子を持った貝同士を交配させる選抜育種に着手。強く輝きのある真珠を育てる母貝の産出に成功した。現在、稚貝は約2ミリに成長。26日に市内の養殖業者に試験的に出荷し、来春にも核を埋め込んで育てた後、真珠が取り出される。

 同研究所水産資源育成研究課の青木秀夫・主幹研究員(水産学博士)は「スーパーアコヤガイの選抜育種法で強い母貝が多く生み出されれば、養殖業者を悩ませてきた夏場対策と価格につながる品質アップに貢献できる」と話している。

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posted by トオヤマ タダヨシ at 01:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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